事業資金の借入先によって異なる利息や特徴について解説


民間の金融機関の金利相場

事業資金を調達する際に気になるのが利息です。事業資金の借入先は銀行やノンバンクなど様々な種類がありますが、それぞれ金利相場や特徴が異なっています。銀行や信用金庫など民間の金融機関の金利相場は1~9%程です。比較的金利が低い特徴がありますが、その分審査が厳しく、時間がかかってしまう一面もあります。また、金利方式には固定金利と変動金利の2種類があります。固定金利は契約時に決めた金利を期間中ずっと適用する方式です。変動金利は金利が情勢によって変動し、契約時の利息より低くなる可能性がありますが、逆に金利が上昇してしまう可能性があるので注意してください。

ノンバンクの金利相場

ノンバンクは預金などの預け入れを行わずに貸付業務のみ行っている金融機関のことで、消費者金融や信販会社などが挙げられます。金利相場は6~18%程です。金利が高めな傾向が見られますが、その分審査が緩く、スピードも速いという特徴があります。スピーディーに借入できるのは強みですが、借入期間が長くなると利息の支払いによる負担が大きくなります。一時的な資金不足の際に利用するのが適している借入先です。

日本政策金融公庫の金利相場

日本政策金融公庫は政府出資の金融機関です。金利相場が1~3%程度と非常に低くなっているのが特徴で、利息の支払いによる負担が小さく済みます。固定金利を採用しているために、返済への道筋が立てやすいのもメリットです。小規模企業への支援に力を入れており、ほかの金融機関の審査に通らないという場合でも融資を受けられる可能性があります。一方、審査には必要な書類が多く手間がかかり、約1カ月の期間がかかってしまう注意点もあります。

企業が事業資金を集めるためには、民間金融機関の他に、各自治体の融資制度を利用するという選択肢もあります。

博打